ヒアルロン酸
人体の真皮層に存在するムコ多糖類で、体積の約6000倍とも言われる高い保水機能を持ちます。効果は約12ヶ月持続し徐々に体内に吸収され分解されます。
トリニティプラス(IR)
真皮にある「熱ショックタンパク質」とも呼ばれる自己回復タンパクを熱(ラジオ波)で刺激し、たるみの原因であるコラーゲン分解酵素の働きを抑制します。
フラクショナルレーザー
肌に小さな点の穴をあけ、肌の入れ替えを促進します。真皮の線維芽細胞を刺激し、コラーゲン産生を活性化する効果も期待できます。
リードファインリフト
皮膚下に細い糸を挿入し、物理的にたるみにを吊り上げます。加えて、挿入した糸の刺激によりコラーゲンやエラスチンの生成が促進される効果も期待できます。
適応
水光注射
ソフトヒアルロン酸、ボトックス、各種のアミノ酸やビタミンなどを表皮のごく浅いエリアに注入する最新の治療法です。
適応
レーザートーニング
低出力のQ-YAGレーザーを、やや遠隔から複数回照射することで、毛穴の引き締めや皮膚のハリ感のアップが期待できます。
適応
なみだ毛穴、表情ジワ、真皮のシワ、たるみ、クマ。これらはすべて真皮の老化が原因でおこるトラブルです。それぞれ症状は違えど、原因は同根で「肌の柱」であるコラーゲンやエラスチンのは減少です。加齢に伴い真皮細胞(線維芽細胞)の活性度が落ちてコラーゲンの生産能力が減少。更に光老化によってもコラーゲンは減少します。たるみが生まれる肌環境は年齢だけではないのです。
紫外線を浴びることによって、真皮のコラーゲンやエラスチンなどが破壊され、肌の柱を失います。また、加齢によりコラーゲンの生産能力は衰えていることもあり、この2つの原因が合わさり肌がたるんでしまうのです。市販のフェイシャルローラーやエステの力任せの引き上げでは、真皮の柱が衰えを解決できません。科学的根拠のある治療を、医師の診察のもと美容皮膚科でうけてください。
表情筋が衰えると、顔全体がたるんで老いた印象になってしまいます。30種類以上もある表情筋が運動することにより、マッサージ効果で血液やリンパが流れ、肌の代謝が活性化されます。また、背中にある僧帽筋は顔の皮膚と密接に関わっています。この僧帽筋、実は頭皮や顔の肌を上に引っ張っているのです。ジムなどで肩甲骨周辺の筋肉をトレーニングすることで頭部周辺のリンパが驚くほど流れ、顔、顎、首の皮下脂肪によるたるみも軽減できます。たるみによって顔の皮下脂肪が、顔の下部にたまった状態の場合は、それを無理に引き上げるのではなく、進化した溶解注射で消失させることも可能です。
肌のたるみはリュックサックに荷物を入れた時に垂れ下がる現象に似ています。若いうちは不健康な皮下脂肪が少なく、支えている真皮の組織が強固なため「たるみ」はおこりません。
しかし、加齢とともにコラーゲンの生成量が衰え、かつ紫外線が分解酵素を生成し、基礎膜と真皮のコラーゲンを壊してしまううちに表皮が弾性を失います。そこに肥満による皮下脂肪が蓄積された状況が重なると重力により「たるみやすい肌」になるのです。
日頃の筋力トレーニングやストレッチを行える方は是非継続してください。コラーゲンの生成に不可欠なビタミンCとビタミンEのイオン導入をクリニックで定期的に受けることも有効です。有効成分の導入に加えて医療機器によるコラーゲンの生成を促進するための治療をオススメします。